イングランドとクロアチアの関係は、「歴史的な因縁はそこまで深くないけれど、ここ10年くらいで一気に火がついた対戦カード」という感じです。W杯グループL初戦で、この好カードがまた実現します。
きっかけは2018年、あの準決勝
⚽ 2018年ロシアW杯 準決勝
イングランドが先制して「ついに決勝か」と期待された試合でしたが、後半からクロアチアが盛り返し、延長戦で逆転。クロアチアが初の決勝進出を決めました。イングランド側にはかなり記憶に残る敗戦です。
その後も両国は大会で当たりやすく、ライバル関係が育ってきました。
- 2018–19 UEFAネーションズリーグで同組
- 2020 EUROではグループステージで再戦(イングランド勝利)
- そして今回の2026W杯グループL初戦でまた激突
対照的なチームカラー
- **イングランド**:若くて攻撃力高め、プレミアリーグ仕込みの強度。今回の監督は **Thomas Tuchel(トーマス・トゥヘル)**。
- **クロアチア**:経験値と試合運び。中心は **Luka Modrić(ルカ・モドリッチ)** や **Mateo Kovačić(マテオ・コバチッチ)** のベテラン勢。
だから今回の試合は単なる初戦じゃなくて、「2018年の借りを返したいイングランド」vs「まだ自分たちは強いと証明したいクロアチア」という空気があります。
イングランドの注目選手
Harry Kane(ハリー・ケイン) まずは大黒柱。ゴール前の決定力だけじゃなく、少し下がって受けて周囲を使う動きも上手いです。クロアチアの中盤を引き出して、空いたスペースを作れるかがポイント。
Jude Bellingham(ジュード・ベリンガム) 個人的には一番見てほしい選手。中盤から前線まで全部できるタイプで、試合の流れを変えられる存在。ボールを持った瞬間の前進力がイングランドの武器です。
Bukayo Saka(ブカヨ・サカ) 右サイドの突破役。1対1で仕掛ける力が高く、クロアチアの守備を広げる役目です。コンディション次第ですが、出ればかなり危険。
クロアチアの注目選手
Luka Modrić(ルカ・モドリッチ) やっぱり主役候補。40歳近い年齢でも、試合のテンポを握る能力は別格。派手なドリブルより「いつ前に入れるか」「どこに運ぶか」を見ると面白いです。
Mateo Kovačić(マテオ・コバチッチ) 運ぶ中盤。狭いところを抜けるドリブルと展開力が魅力。イングランドのプレスを外せるかが勝負。
Joško Gvardiol(ヨシュコ・グバルディオル) クロアチア守備の中心。対人、カバー、ビルドアップすべて高水準。イングランドの速い攻撃を止められるか注目です。
サッカー少年目線で見るなら
- **FWなら** … ケインの「受け方」と、ベリンガムの「前を向くタイミング」
- **パサー寄りなら** … モドリッチとコバチッチの「中で受けてから何秒で次を選ぶか」
ここを見ると、かなり勉強になる試合です。お子さんと一緒に観るときの“注目ポイント”にしてみてください。
2018年の死闘を、もう一度振り返る
このカードを語るうえで欠かせないのが、やはり2018年ロシア大会の準決勝です。
イングランドはキーラン・トリッピアーの直接フリーキックで先制し、決勝目前まで迫りました。しかし後半にイバン・ペリシッチが追いつき、延長戦でマリオ・マンジュキッチが決勝点。クロアチアが2-1で逆転し、悲願の初決勝進出を果たしました。
通算対戦成績は、実はイングランド優勢
意外かもしれませんが、トータルではイングランドが勝ち越しています。
- 両国の対戦は通算11回で、**イングランドの6勝3敗2分**
- 2010年W杯予選では**4-1、5-1**と大勝したことも
- 直近の対戦は2020年EURO(ウェンブリー開催)のグループステージで、**スターリング**のゴールにより1-0でイングランド勝利
つまりクロアチアにとって2018年の準決勝は、数少ない”してやったり”の一戦だったわけです。
2026年、両チームの状況
- **会場**:AT&Tスタジアム(テキサス州アーリントン)
- **イングランド**:トゥヘル監督のもと、欧州予選を**8戦全勝・得失点差+22**で突破。堅い守備が持ち味で、布陣は4-2-3-1
- **クロアチア**:ダリッチ監督が指揮。**40歳のモドリッチ**がいまもクラブで主力を張り、代表でも中心。経験値は世界屈指
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