日本時間6月30日(火)の午前2時キックオフ。相手は優勝候補ブラジルです。
「絶対に観たい」と息子が言うので、この日は早めに寝かせて、夜中の2時に起こして一緒に観戦しました。眠い目をこすりながらも、テレビの前にかじりつく息子。我が家の小さなパブリックビューイングの始まりです。
先制点に、親子で飛び上がった
試合が動いたのは前半29分。佐野海舟が、ブラジルの隙をついた鮮やかなカウンターから、右足で冷静に流し込んで先制!
このとき、僕と息子は一緒に飛び上がって喜びました。「入った!」「すごい!」と、夜中なのに大騒ぎです。相手はあのブラジル。それでも前半は日本がリードして折り返し、「これは……勝てるかもしれない」と本気で信じました。
同点、それでも「まだいける」
後半に入ると、さすがはブラジル。ギアを上げてきます。
そして56分、カゼミーロが後ろから飛び込んでヘディングを叩き込み、同点に。さすがの存在感でした。
それでも僕は「まだいける」と信じていました。日本の選手たちも下を向かず、最後まで体を張って戦い続けます。1-1のまま時間は進み、「これは延長戦か」という空気になってきました。
延長かと思われた、その瞬間
ところが――後半アディショナルタイム。
ブラジルのマルチネッリが、ギマランイスのパスから巧みにカーブをかけたシュートを決め、まさかの勝ち越し弾。延長突入かと思われた、本当にギリギリの時間帯での失点でした。
最終スコアは1-2。ベスト16進出は、あと一歩のところで届きませんでした。残念で、悔しい。正直、しばらく言葉が出ませんでした。
それでも、日本は確かに強くなった
でも――この試合を観て、強く感じたことがあります。
ブラジル相手に、ここまでやれた。 先制し、互角に渡り合い、最後の最後まで勝利の可能性を信じさせてくれた。「惜しかったね」では片付けられないくらい、今の日本は強くなっています。
もちろん、ブラジルとの個人技術の差もはっきり見えました。一人ひとりのボールの扱い、間合い、勝負どころの落ち着き。そこはまだ差があります。息子にも「ああいうのが世界基準だよ」と話しました。きっと彼の目にも、何か残ったはずです。
それでも、近い将来、日本は本当に「強豪国の仲間入り」をするだろう――そう確信できる90分でした。
本当に惜しかった。でも、これがワールドカップです。
夜中に起こしてよかった。息子と一緒にこの試合を観られたことは、結果以上に大切な思い出になりました。日本代表、感動をありがとう。お疲れ様でした。
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